目的別セミナー①家賃収入が欲しい!
不動産投資を始めるきっかけとして、「定期的な副収入が欲しい」と考える方は多くいらっしゃると思います。
安定した収入を得るためには、購入する不動産をよく検討しなくてはいけませんが、どのような基準で物件を探せばよいのでしょうか。
本記事では、安定した家賃収入を得るために受けるべき不動産投資セミナーについてご紹介します。
家賃収入が安定しやすいマンションとは
一般的に家賃収入が安定しやすいマンションは、以下の条件がそろった物件を指します。
- 毎月の家賃収入が多い
- 毎月の支出が少ない
- 空室リスクが少ない
つまり、賃料収入が多い・物件価格や支出が低い・入居者に人気のある物件です。この条件のどれかが大きく外れていると、安定した収入を得にくくなります。
たとえば空室リスクを考えた場合、駅徒歩15分以上の物件は当てはまりにくくなります。物件価格が安くても不便な場所にあると空室リスクが上がり、安定した収入が得られません。
都心の区分所有マンションは価格が高く利回りが低い傾向にありますが、駅近(7~10分以内が目安)だと常に一定の需要があります。初期費用はかかりますが、空室リスクが低いため安定した収入を得やすいでしょう。
ただし都心の新築マンションは割高傾向にあるため、購入時に将来性を見極める必要があります。
お持ちの資産がある方は一棟アパート経営なども視野に入りますが、俗にいうサラリーマン大家業の場合、区分所有マンションから始めるのが良いでしょう。
駅近は空室リスクが低いものの価格が高いことが多いため、駅徒歩15分前後の中古マンションがねらい目です。
区分所有マンション投資セミナーで注意すべきポイント
では実際に区分所有マンション投資セミナーに参加した場合、どんなことに注意すれば良いでしょうか?
1. 用意できる初期費用
1つは、物件購入のための初期費用をどのくらい用意できるかを知ることです。今持っている現金・預金だけでなく、融資を受けられる額も含まれます。
金融機関からの融資は基本的に物件価格の80%が上限で、購入後に物件の価値が落ちるリスクも考慮しなくてはいけません。価格下落リスクには、ある程度のキャッシュを持っておくことが大切です。
また、物件の取得に関わる諸経費について、物件価格7%程度を見ておきましょう。
仮に2800万円の物件を購入するとします。頭金560万円+諸経費220万円程度、合計800万円近くのキャッシュを用意すると安全です。
不動産投資のためにフルローンを組むことを推奨する広告やセミナーもありますが、現在金融機関の取り扱いは少なく、極端に勧めてくるセミナーは注意しましょう。
2. 築年数
2つ目は、建物の築年数です。
日本は震災大国で、大きな震災があるたびに建築時の耐震基準が厳しくなっています。耐震基準が大きく変更されたのが1981年6月1日で、この日以降に建てられた建物は新耐震基準をクリアしたものです。
新耐震基準では、震度6強~7程度の揺れでも倒壊しないような構造である必要があります。新耐震か否かで物件価格が大きく変動することを頭に入れておきましょう。
3. 建物の管理
3つ目は建物管理の方法についてです。管理会社に任せると建物管理は大変楽になりますが、少しでも多い収入を狙うなら自主管理を検討してみましょう。
規模の大きい一棟マンションの管理は難しいですが、数部屋のアパートや区分所有マンション数部屋であれば、自分で管理することは可能です。
区分所有マンションは比較的トラブルが少ないですが、入居者のためにもトラブル時における簡単なマニュアル等は作成しておくと良いでしょう。
まとめ
家賃収入を狙った不動産投資の場合、安定性と利回りが重要です。セミナーではより深く不動産投資について掘り下げますので、ぜひ色々なセミナーに参加してみてください!
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