JUL 16 2021

初めての不動産投資～基礎知識から注意点まで～

こんにちは、尾嵜です。

今回は、初めて不動産投資をしてみようと思っている方に、基礎から注意点まで解説していきたいと思います。

そもそも不動産投資って？

不動産に投資するってそもそもどういうこと？と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

不動産投資とは、自らの労働時間の対価として所得を得るのではなく、建物自身に稼いでもらい、所得を得ていくビジネスです。

一人が働ける時間というのは限りがあります。自分が働いている間に建物にも働いてもらえれば、これほど良いことはないですよね。

不動産投資の基本はそこにあります。いわゆる不労所得です。

歌手の印税収入のように気が付いたら口座にお金がどんどん増えていくことを目指すのです。

ただし、不動産は印税と違い、投資家がきちんと学ぶことが重要です。

不動産投資の種類には、

・ワンルーム区分所有マンション投資
・ファミリー向け区分所有マンション投資
・一棟アパート投資
・地方物件投資
・築古中古物件投資
・税金・相続対策の投資
・海外不動産投資

等、様々あります。

個人でやられている方は少ないですが、オフィスビル投資、商業ビル投資、ホテル投資なども不動産投資の一つです。

投資の種類によって、物件価格や銀行に貸してもらえる金額などが変わってきます。投資家自身の資産状況によって投資の種類を選びましょう。

では、ほかの投資との違いはあるのでしょうか。

株式投資は主に上場企業の経営戦略や売り上げ予測などから、その企業の成長及び株価の上昇に期待して、一定数株を購入します。その後、配当を得たり、売却益を得たりして利益を狙います。

気を付けなければいけないのは、株式は証券であり、最悪の場合ただの紙切れになってしまう可能性があるということです。

一方の不動産は、仮に災害が起きたとしても土地は残ります。区分所有でも土地の権利は残ります。

また、家賃収入というインカムゲインが、定期的に得られるのが不動産投資の魅力です。

投資というものはリスクを取ってリターンを得るという性質のものですので、必ずしも儲かるとは言えません。

ただし、良い時期に良い立地で適正な価格で購入が出来れば、儲かる確率は他の投資より高いと思われます。

不動産は一つ一つが違っていますので、

・土地や建物の状況
・駅からの距離
・今後の発展性
・家賃設定

など、投資家自らが勉強をしつつ、プロのコンサルティングをきちんと受けながら進めることが大事です。

不動産投資のメリットは何より、建物が稼いでくれるという点です。そして上手に売り抜ければ、まとまったお金を手に入れることが出来ます。ここが、他には代えがたい魅力だと思います。

デメリットは経済の変動や自然災害による地価の下落や賃料の低下の可能性があることです。

また、相場より高く買ってしまった場合、利益より経費のほうがかかってしまい、泣く泣く手放さざるを得ないなどが起こり得ます。

不動産投資で注意すべき点は、立地の重要性です。

日本人は特に駅からの距離を重視しますので、できれば駅徒歩7分以内がおすすめです。駅から近いと思う感覚の上限が徒歩7分といわれています。

多少価格が高くても、駅に近い物件を購入することで、賃借人を見つけることや、売却時に高値で売ることが可能となります。

利回り何パーセントなどのうたい文句に踊らされないことはとても大切です。

不動産投資はインカムゲイン（毎月の賃料）も大事ですが、良い立地で成長している街は地価が上がります。景気が悪くなっても地価が大きく下がりません。これらを注意して投資することが大切です。

不動産投資は、実は金融・建築・法律・景気変動・開発などの複合的な知識が必要なものです。

もちろん全てをマスターする必要はありませんが、投資家自身がきちんと学ぶことで、専門家にもきちんと向き合えるのです。

まずは基礎の基礎から少しづつ学ぶことで、不動産投資の失敗を未然に防ぎ、より大きなリターンを目指していってほしいと思います。